ベルギー生まれのプロデューサー/シンガーソングライターNoctiluentのAll Aloneを和訳
2014年にIn Loveをリリースして以降、MonstercatやSuicideSheep, Wave Music, NCSなどの大手レーベルでリリースをするまでに成長した彼ですが、その成功の裏には彼の努力が隠れていました。
4歳の頃からバイオリン教室に通い、その教室ではスズキ・メソード(日本のバイオリスト鈴木鎮一さんが創始した音楽の教育法)を元に音楽を教わっていました。ですが、音楽制作のトレーニングを受けていない彼は現在のメロディーを開発するのにかなりの時間を費やしたそうです。
彼のNoctilucentプロジェクトは正に白紙の状態から始まりました。元々この名前も適当に決めたものでしたが、それが彼の心に残ったみたいです。
彼が操るシンセサイザーとメロディーを組み合わせた曲は聴く人の、愛、喪失、そして周りの世界に美を見出すという感情を静かに呼び起します。EDMシーンにおける多くのアーティストとは異なり、彼は生楽器の使用を信じており、初のオーストラリアツアーでは、自分の声と自分の演奏を使って、彼の世界を奏でました。
彼の生み出す音楽は彼の名前でもあるNoctilucent…夜光雲の様に幻想的な何かが詰め込まれています。そして哀愁漂うメロディーに刻み込まれた彼のボーカルが曲を完璧なものに仕上げているのではないかと私は思います。
歌詞&和訳
Maybe I was wrong
When you came along, I screwed up
Maybe I just let you down
And so you found another one
僕が悪かったんだ
君が僕の元に現れたとき、間違いを犯してしまったんだ
きっと君の事を失望させたと思う
だから、君は代わりの人を見つけたんだ
Don't you let me be the one
Who is left behind
Don’t you let me be the one
Who is left behind
All Alone
僕は君の運命の人なんかじゃない
僕はいつも取り残されるんだ
僕をそんな気にさせないでくれ
君は僕と一緒にいるべきじゃないんだ
ずっと孤独なんだ
Maybe I just didn't know
What happened before was all a lie
Maybe I just need a chance
To prove myself, that I'm the one
(Another one to fill your heart)
僕は知らなかったんだ
今までの事が全部嘘だったなんて
ただチャンスが欲しかったんだ
僕がいる事の証明を、僕が君の運命の人なんだって
(君の心を埋めるのは僕じゃない誰かなんだ)
Don’t you let me be the one
Who is left behind
All Alone
僕は君の運命の人なんかじゃない
僕はいつも取り残されて
ずっと独りなんだ