カナダ生まれのDJ/プロデューサーDabinのHomeを和訳
この曲が収録されているWild Youth。これは2019年にリリースされたアルバムです。前にBloomとRings & Rosesを訳した時にも言いましたが何と神曲しか収録されていないんですよ何故でしょう。
この曲でボーカルを務めているのがアメリカ生まれのシンガーソングライター/プロデューサーのEssenger。彼はEDMの大手レーベルであるMonstercatにおいて2019年にデビューしました。DabinとはHope It Hurtsでもコラボをしています。
彼はこの曲についてこう語っています。
"Wild Youthのテーマをより切なく切り取ったこの曲は、僕が住んでたパナマの熱帯雨林で過ごした子供時代を思い起こさせるんだ。高校生の時に家族でアメリカに引っ越したから、僕にとっての故郷は失われてて、いつかそこに戻れば全てが元通りになるって思ってたんだ。けど、その後大都市に移り住んだ僕が故郷に戻ったら、ジャングルが伐採されて、インフラが整備され、懐かしい故郷が無くなっている事に気づいて、ショックを受けたんだ。変化は必然であって、過去を再現しようとすると、ただ失望するだけ。だから、僕達に出来る事は、与えられた瞬間を大切にする事だと思うよ。"
歌詞&和訳
City lights
Fold in the blinds but you’re all that I see when I
Close my eyes
Wondering how you slipped away
Maybe I’m out of touch
Or maybe I said too much
A paradise lost in the urban exhaust
Wish you could have stayed
街の光が
ブラインドの中で折り重なっても
目を閉じて見えるのは君の姿だけ
どうして君はいなくなったの
きっと僕が連絡を絶ったから
それとも余計な事を言ったから
都会の喧騒の中で失われた楽園
そのどこかに君がいるって信じてるよ
Tell me again, was it fate that stole my soul
When you left with the wind down that cold and lonely road?
Stripped of our leaves, an Eden overthrown
Caught in a dream, where the streetlights fade and all I know is
だから教えて欲しいんだ、僕の魂を奪ったのは運命だったのか
それはあの寒く寂しい道を君が風と共に去っていった時
僕達は全てを奪われ、失った
例え夢に囚われて、街灯りが消えたとしても、分かっているのは
Home
You're all I've ever known
ここが僕の帰る場所なんだ
君は僕が知っている全てなんだよ
Kerosene
The forest in flames, only ashes remain
In this fever dream
Nothing’s the way it used to be
Maybe we’re growing up
Or maybe our time is up
The seasons went by and our innocence died
Like the fallen trees
灯油に火を灯し
森は炎に包まれ、そこには灰だけが残る
この夢の中では
何もかもが昔のまま
僕達は成長しているのかも
僕達の時間は終わってしまったのかも
季節は過ぎ去り、無垢な心は無くなってしまったんだ
まるで倒木のように
Tell me again, was it fate that stole my soul
When you left with the wind down that cold and lonely road?
Stripped of our leaves, an Eden overthrown
Caught in a dream, where the streetlights fade and all I know is
だから教えてよ、僕の魂を奪ったのは偶然だったのか
それはあの寒く寂しい道を君が風と共に去っていった時
僕達は全てを奪われ、失った
例え夢に囚われて、街灯りが消えたとしても、分かっているのは
Home
You're all I've ever known
ここが僕の居場所なんだ
君は僕の全てなんだ
You're all I've ever known
君が僕の居る理由なんだ