Ryosukeの洋楽和訳

Thank U for watching! 洋楽の和訳をアーティストの情報を交えながら書いてます。自分の英語の勉強の為と、この世界に沢山ある素敵な曲を色んな人に知って欲しい そういう願いを込めて始めました。※古い記事だと和訳の質が悪いものがあります。絶賛更新中ですのでどうか目を瞑って下さい... 無断転載×

シン・エヴァンゲリオン劇場版 感想 + 舞台挨拶 感想 (+少し考察的な) ※超ネタバレ注意※


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2【公式】

シンエヴァンゲリオン劇場版の感想を皆さんと共有したくなったので、書いてみます。本ブログの趣旨と全く異なっちゃうんですが、今回は許してください。1万文字以上とかいうレポート並の量なので、お時間ある時に読んでみてください。書きたい事ポンポン浮かんでくるんで、何度も書き足してく予定です。

あちなみに、ちゃんと映画館で観てきてからこの記事読んでくださいね。ネタバレとか観てもおもんないです。この映画は絶対に自分の目で真実を見るべきです。

はじめに

f:id:ryosuke-5861:20210311212459j:plain

いつぞやのポスターやと...

まず最初に思った事。
「あ、予告と冒頭の映像使われてる」
って思いましたね。Qの事考えると、冒頭・予告一切使われないっていう可能性もあったんで、一応覚悟はしてました。てかマリが映画冒頭に出るのこれで三回目(破, Q, シン)ですよ。凄いですねあの人。さすが勝ち組ヒロインですね。好きです。マリの真実一路のマーチがあの映倫とか配給会社が出てる静かな所で流れるのめっちゃ良いです。好きです。

カチコミ作戦&アスカ御一行

f:id:ryosuke-5861:20210327191759j:plain

いや美だね

カチコミ作戦の所は事前に観ていたので特に大きな感想はありません。あえて言えばBGMが良かったですね。ParisとEuro Nerv, tema principale: orchestra dedicata ai maestriが好きですね。あそれとYoutube上に上がってた一番再生回数あったAVANT1(冒頭10分40秒00コマ)0706版はどうやら削除された様ですね。

そのAVANT1の後のアスカ、シンジ、アヤナミレイ(仮称)御一行が歩いて行って、途中ケンスケに合流する所でケンスケっぽい人出てくるじゃないですか。「え?この声ケンスケ?え?生きてたの?」と軽くパニックでした。いやだってエヴァパイロット以外全員死んだと思うやん。いやマジで嬉しかったです。まじで希望が湧いてました。ゔッ ってなってました。本当に良かったです。

第三村

f:id:ryosuke-5861:20210329034112j:plain

めちゃくちゃポカポカシーン

そして舞台は第三村。いやぁ....トウジの声が聞こえたときのあの安心感と興奮よね。もうとにかく興奮おさえきれてなかったです。声出しかけました。トウジも死んだと思ってたんで。というかあのQでのトウジの出し方は誰もが死んだと思うでしょ。めちゃ嬉しかったです。ヒカリが出てきた時ももう偉い興奮してました。「おまえら全員生きとったんか!!!」「結婚して子供いるんか!!!」「トウジとケンスケ立派になりすぎやろ!!!」ってね。第三村は本当に序破みたいに日常シーンあって、個人的にはめっちゃ好きなパートです。ここのパートは美術スタッフがかなり手を焼いたシーンらしいので、見ごたえが沢山ありますね。

んで、第三村のモデルなんですが、天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅という所です。映画観てて「あれここって?」とは思っていたんですが、エンドロールに協力で天竜浜名湖鉄道が出ていたので絶対そうです。ちなみに、第三村にあった内の1つの車両クモハ40054(図書館の車両)は青梅鉄道公園に保存されています。鉄道好きな人にはちょっと嬉しいシーンでしたね。

そっくりさん

f:id:ryosuke-5861:20210313004637j:plain

ポカ波すぎる

いやそれにしても日常シーンよかったですねぇ...Qには全く無いと言っていい程無かったんでめちゃ嬉しいです。それにしてもアヤナミレイ(仮称)の成長よ...めちゃええやん!!!!ホクホクするとか言ってるし!!!S-DAT拾ってないと思ったのに、結局持ってるし!!!あ~すこ。でも、最後の最後にアヤナミレイ(仮称)のスーツからポカ波のスーツに変わっていって消えるシーン。あれは悲しかったですね。パシャ波とか言うな。何かここ自然と涙でてきて困惑してました。こんなにレイの終わりが早いと思ってませんでした。シンジ君が成長出来たのもアヤナミレイ(仮称)のお陰なのに...命令無しでも一人で動けるようになったのに...本当に残念でした。

んで、考察なんですけど、アヤナミレイ(仮称)のスーツからポカ波のスーツに変わっていくシーンってあれアヤナミレイ(仮称)の中にもポカ波がいたっていうか、思いがやっぱり引き継がれてるんだなって思いました。アスカが綾波タイプはシンジ君に好意を寄せる様に作られてる っていってたけど、そんなの関係ないです。ポカ波はアヤナミレイ(仮称)の中にも生きてたんです。そう思ってます。良いと思えるからレイはシンジ君とコミュニケーションをとりたかったんです。

後、レイが農作業中に「あんただけ遅れてるよ!」に対して「うん」っていうとこの可愛さよ...たまりません。

第三村でのアスカ

f:id:ryosuke-5861:20210327015343j:plain

厳しさの中に優しさ

シンジ君がアスカの首についてるDSSチョーカー見た時吐いちゃったじゃないですか。あの時「あ...やっぱりアスカも使徒になりかけてるんだ...辛」って思いました。まあ使徒に侵食されて 何もないです無事です とはいかないですよね。寝れない・食べれない・人前に出せない って辛すぎませんですかね。にしてもケンケンってなんだよ!!!!イチャイチャすんな!!!俺はLAS派だったのに...でもケンスケってアスカの理想の加持さんみたいに大人っぽくてしっかりしててて、アスカの事しっかり理解してくれるからきっとアスカもケンスケを信じてるんでしょうね。鋼鉄のガールフレンド 2ndでケンスケはアスカに思い寄せてたんで、まあ願いが叶って良いのではないでしょうか。というかこの二人は恋人というか、親子みたいな関係なのかもしれないですね。

んで、ここら辺で思ったのがアスカがシンジに無理やりレーション食わせるシーン。あれ「もっと優しくしてあげなよ...」とか思っちゃうかもしれないけど、あれってやっぱりアスカなりの優しさだったんじゃないでしょうか。自分はもう使徒モドキになってしまったから、シンジには人である時に精一杯生きてほしい と。そう思えるとポカポカします。それにしてもこのシーン宮村さんの演技めちゃ凄いですよね。特に「何で私があの時あんたを殴ったのか少しは考えて」って所。あのセリフの重さよ。もうアスカというか宮村さんって感じがしました。ここもなぜかわかんないんですけど、めっちゃ涙出てました。

後、シンジがDSSチョーカー見て吐いてから、アスカ首にスカーフ巻いて隠してるんですよね。うわ優女。惚れました。シンジが家出した後をついてってるのも優しみを感じました。

加持さん

f:id:ryosuke-5861:20210329034248j:plain

え...加持リョウジって誰...

「は?加持リョウジ?」ケンスケが会わせたい人がいるっていって、あの子が出てきた時 ”?”が沢山生まれました。その後のケンスケの話聞いてなんであの子が加持さんと同じ名前付いてるか理解出来たんですけど、悲しすぎませんか。「亡くなったよ」このケンケンのセリフね。この映画で泣いた場面その3でした。いや、それで残されたミサトさんよ。いやもう。この後に出てくるあのミサトさんが無言で加持さんを見送るシーンよ。あれやばいね。悲しすぎますね。ミサト加持夫婦には幸せになって欲しかったんですけどねぇ....

んで、あの子が加持リョジウって名前になってる訳なんですけど、やっぱ加持リョウジという存在をこの世に残したかったからじゃないでしょうか。そんな深い理由とか無くて、ただミサトさんが加持さんを心から愛していたから、そう名付けたんじゃないかって。いやもう悲しすぎて....

シンジ君の成長、ヴンダー乗艦

f:id:ryosuke-5861:20210329034402j:plain

良い目をしてます

いやそれにしても第三村の中でシンジ君成長しすぎじゃないでしょうか。何も喋れなくて、失語症になって、何も行動出来なかったのに。「全部壊したのは僕なのに...なんで皆優しいんだ」「好きだから 碇君を好きだから」このアヤナミレイ(仮称)との会話でシンジ君は大きく成長したんじゃないかって思います。勿論仲良くなるおまじないも含めてです。自分の弱さを認めたっていうか、自分と向き合ったっていうか、もう序破Qのシンジ君とは全く違う人になった様な気がしました。ヴンダーに乗るって決めた、決心のついたシンジ君のあの目ね。多分この時にもう「父さんと話がしたい」って思ってたんじゃないでしょうか。覚悟を決めた目でした。凄いぞシンジ君!!!

てか、シンジ君が失語症になったのセカンドインパクト後のミサトさんと同じだななんて思ったりしました。二人とも目の前で大切な人を失った っていう共通点がありますしね。

それとシンジ君の「なんで皆優しいんだ」って所、旧劇の「皆僕に優しくしてよ」っていうシンジ君のセリフとの対比らしいですね。鳥肌です。

ヴンダー乗艦

f:id:ryosuke-5861:20210329154146j:plain

女房

女房みたいなサクラさんかわいかったです。後、アスカがヴンダーに乗る前にケンケンが撮影してたシーン。あれもうケンケンは「アスカを見るのが最後」って分かってて記録残したんでしょうね。いや寂しいですねあのシーン。ケンケンさすが大人って感じがしました。多くは語らないところがかっこよかったです。

てかマリの「ベリー会いたかったよ姫」っていう声ね。可愛すぎました。この部屋って二人の共用スペースなんでしょうか。寝室とはどうやら別の部屋っぽいですし、ヴンダーの中身も気になりました。

てか、ヴンダーの乗組員が皆シンジ君を肯定してるのも良かったです。飲尿ミドリさんは少し違いましたが、笑 

艦長

f:id:ryosuke-5861:20210313012548j:plain

とても良い提案だと思います。

この種子保管室 でしたっけ。この場面で出てきたすいかって加持さんの方の加持リョウジですよねきっと。加持さんは多分この種子保管の為に農業してたんじゃないでしょうか。元々方舟の役割だったヴンダー。ミサトさんは強気に「この舟を人類補完計画阻止の為に使わせてもらう」とか言ってたけど、加持さんの意見を尊重したいというか目的を果たしたいから、艦長室よりもこっちにいる時間の方が多いんでしょうね。誰かに対する想いは簡単に断ち切れないものです。もっと素直になればいいのに。

シンジ君に対してミサトさん「面会の必要ない」とか表向きには強気ですけど、リツコさんに見透かされてましたね。心ではうっきうきでした。私の勝手な考えですけど「全部背負わせたシンジ君に向ける顔なんてない」とか思ってたんでしょうね。Qで「あなたはもう何もしないで」って言ったのも、もう危険な目に合わせたくないから。ケンケンもそう言ってましたね。私はそう捉えます。何にしろ、加持(息子)とシンジ君の写ってる写真を見てるミサトさんが何か良かったです。

アスカとシンジ(とマリ)

f:id:ryosuke-5861:20210316011741j:plain

再見!

ここのマリの 再見 の言い方めっちゃ好きです。それは置いといて、アスカとシンジの会話。いやよくシンジ君アスカの気持ち理解してくれましたね。「何もしなかったから」「動こうとしなかったら」そうだよだからアスカは殴ったんだよ。守って欲しかったんだよ。いやもう本当に馬鹿よシンジ君。アスカから「あの時は好きだった」って言われたけど、アスカは一足先に大人になっちまったんだよ。おいー...もう取返しつかないぞ。けど、シンジ君はカヲル君の事を思い出します。ここでシンジ君は落ち込まないんです。Qでカヲル君も言ってた様に心の余裕を持ったんですね。いやもう本当に大人になったなぁ...この映画で泣いた場面その4でした。

にしても、本当にアスカがシンジを好きだったとは思ってませんでした。LAS派からしたら興奮ガッチガチですねあのシーンは。てかマリの胸デカすぎですねやはり。いい女ですあれは。

ヤマト作戦

f:id:ryosuke-5861:20210316013249j:plain

ヤシマ作戦を思い出しました

「ヤマト作戦とする」このミサトさんの言い方よ。ヤシマ作戦を思い出させてくれました。めっちゃ鳥肌立ってました。そして戦闘シーン。あの冬月先生のラスボス感。何かめちゃ強そう って感じでした。あの場面でミドリが「来ましたラスボスです」って言ってたらめちゃ笑ってました。笑

アスカの使徒

f:id:ryosuke-5861:20210316013951j:plain

やっぱり...って感じでした

「いやまた弐号機捨てるの」って思ったら、前より、なんかすごい展開になっちゃうっていう。「あこれあかんやつや」そう思いました。アスカが左目の眼帯とった時「うわこれほんとにあかんやつや」そう思いました。あのシーンめちゃめちゃ痛そうで心痛かったです。アスカの最期を悟りました。んで結局アスカは居なくなると…いや何か本当に悲しかったですあのシーン。式波タイプ っていう言葉出てきた時もビックリしました。「えタイプって何よ。どういうこと?量産型なの?」って思ってました。んで、アスカがヤバくなってるシーンでマリが姫じゃなくて「アスカ!!」ってアスカ呼びしてるのも熱かったです。

ゲンドウとの対面

f:id:ryosuke-5861:20210316194145j:plain

父さん...!

いや父さんとんでもない事になってましたね。目が逝っちゃってました。まさかネブカドネザルの鍵の用途がそんなものだとは思ってませんでした。てか、人類補完計画を立案したのミサトさんの父親だったんですね。それもびっくりしました。脳みそ回収シーングロいですね。ビックリしました。躊躇なく撃つリツコさんもかっこよかったです。

きっとこのシーンでシンジ君があの隔離室から出て、「父さん」って呼んだのは、ケンケンの「父親としっかり話した方がいい」っていうのを思い出したんでしょうね。この目も覚悟をした目でした。いや本当に成長したなシンジ君かっこいいぞモテるぞ。

にしてもサクラさんメンヘラでしたね。ミドリの存在かき消すくらいメンヘラでした。あの人はシンジ君にどういう気持ちを抱いてるんでしょうか。そこら辺もめちゃ気になります。

シンジとミサトさん

f:id:ryosuke-5861:20210329034609j:plain

こんな人に出会ってみたかった

いやもうこのシーンはバカ涙出てました。だってシンジ君庇うとかもう熱すぎて。Qで冷たかったからもうなんか心が温かくなって。いやもうほんとに語彙力が足りない。なんにしろミサトさんの「託してみたい」っていうのとシンジ君の「ミサトさんが背負ってるものを半分引き受ける」っていうこの掛け合い?いやもう親子だよねほんと。シンジくんが「加持リョウジ君に会ったよ」って言って、ミサトさんとシンジくんが抱き合うシーンとかもうほんとに良すぎて涙が止まらないのよほんとに。やっとようやく仲良く話せて本当に良かったと思います。ミサトさんのおだんごヘアー美しかったです。てか老けないですねほんとに。まじで涙ずっとボロボロ出てました。この二人の掛け合いをもう一度見てみたいものです。本当にお互いの気持ち語れて良かったと思います。ありがとうございます本当に。

ゲンドウとの戦い

f:id:ryosuke-5861:20210316194221j:plain

記憶の中

ここで武力での戦いの後に、シンジ君がゲンドウに「父さんと話がしたい」って言ったのも良かったです。で、ここに教室とかミサトさんの部屋とか出てきたのはシンジ君の記憶に強く残ってる場所だからでしょうね。マイナス宇宙は人では認知出来ない。だから記憶が頼りになる。シンジ君はこの場所を思い浮かべたんでしょう。

にしてもゲンドウさん本当にユイさんの事好きですね。自分の人生を変えてくれた人の為だったら、人類を巻き込んでも何だってする。凄いですね。結果、シンジ君とも向き合えてよかったです。「すまなかったな、シンジ」っていうセリフ良かったです。このマイナス宇宙の、ゴルゴダオブジェクトの中で、ゲンドウさんはシンジ君のお陰で変われたんじゃないでしょうか。シンジ君は人の気持ちを変える程成長していたんですね。

この後のヴィレの鍵のシーンでマリが「知恵と意思を持つ人類が神の手助け無しにここまで来てるよ、ユイさん!」って言うんですけど、初めてマリからユイさんに対するセリフでめっちゃ好きです鳥肌立ちました。言い方かわいいですね。

ミサトさんの最期

f:id:ryosuke-5861:20210329034728j:plain

ごめんね、リョウジ。

ミサトさんの最期。本当に悲しかったです。あっけなく終わったというか、何か本当に好きなキャラクターだったので、ただただ胸が痛かったです。旧劇でも、シンジ君を守って亡くなって、今回もシンジ君を助ける為に亡くなった。きっと、シンジ君を本当の息子の様に思っていたからこんな行動が出来たんでしょう。シンジ君と「必ずサポートする」って約束したからには、役目をしっかり果たしたかったんでしょうね。本当に寂しかったです。この後に、シンジ君がヴィレの槍を握りしめてるシーンも心に響きました。きっとミサトさんはあの世でも加持さんに会えている事でしょう。本当にありがとう。

個人的には最後の加持さんが出てるシーンでミサトさんも一緒に出て欲しかったです。何なら息子加持にも出てもらって、三人の姿を見たかったです。この一家には本当に幸せになって欲しい。そう願います。

それと、一番の仲良し?だったリツコさんとの会話もなんかあっけなくて、寂しかったです。「ベストを尽くすわ」それでいいのか最後の一言 って思ってました。まあでも、本当に信じ合ってるからそんなに多くは語らないんでしょう。なんにせよ二人は元々そういう関係ですしね。

アスカ

f:id:ryosuke-5861:20210316194239j:plain

かわいすぎな幼少期

アスカは常に独りだと思ってた。誰にも頼らないように、誰も必要としてなかった。エヴァに乗れればそれでよかった。けど、それは建前で、本当は支えてくれる、頭をなでてくれる人が欲しかった。それがケンスケ。彼はアスカの弱みも、強みも、良いとこ、悪いとこ全部を見てきたんだと思う。だから、アスカを大切にする事ができた。だから、アスカもケンスケを信じる事が出来た。この二人とっても良い関係だと思います。

場面は変わって赤い海へ。最初このシーン観たとき「え?ここあそこだよね?やっぱ旧劇と繋がってたんだ!!」って思ってました。「新劇と旧劇・アニメは繋がってた」それに気づいたこの時の鳥肌の立ち方は尋常じゃなかったです。

きっとこのシーンのアスカは惣流アスカに、式波アスカの記憶が入って式波&惣流どっちも混ざったアスカなんじゃないでしょうか。多分この後出てくるレイがツバメの人形を抱っこしてたんで、アスカも同じでそのはずです。きっとアスカはまさかシンジも好きって言ってくれると思ってなかったんでしょうね。でも、アスカは先に大人になってしまいました。きっと、ネオンジェネシス後の世界でも信じ合える人に、ケンスケの様な人に出会えるはずです。幸せになってくれ...バイバイアスカ...

幼少期アスカが幼少期シンジ君を見る描写って、これは過去の記憶なのでしょうか。だとしたら、以前に一度会ってるって事ですよね。びっくりです。この碇一家の様子を見て、家族の形を見て、悲しむアスカも何か見てて悲しかったです。

てか、あの海岸で目覚めるシーンで「私寝てた?」って言うんですよね。つまりそういう事です。人間に戻れたんです。やっと寝る事が出来たんです。本当に良かったです。

カヲル

f:id:ryosuke-5861:20210316194308j:plain

まじでよかったなぁほんとに...

エヴァの考察をしてる色んな人が言ってた様に、カヲル君はやっぱり記憶引き継いでましたね。シンジ君が「何度も会ってる」ってアニメ版でカヲル君と最初に出会った場所で話すの熱すぎませんか。この時も鳥肌凄かったです。一番鳥肌立ってたかもしれません。てか渚指令って言葉出てきたときビビりましたね。「あれこのカヲル君の指令の服ってQの予告で観たぞ」って。伏線回収の仕方がもう...てか加持さんと仲いいのほほえましいです。(リョウちゃん って呼び方 実際の私のあだ名と一緒でなんか変な感じしましたって話。)老後はカヲル君、加持さん、ミサトさんでスイカでも育てて仲良くしててください。いや本当にカヲル君幸せになって良かったです。

カヲル君はシンジ君を幸せにする事で、自分が幸せになってた。そんくらいシンジ君の事を大切に思ってた。けど、もうそのループは終わった。けど、あのシンジ君と最初に出会った浜辺でシンジ君がカヲル君に手を指し伸ばして「仲良くなるおまじない」をした。シンジ君はこれから先もカヲル君と仲良くしていく世界=相互性のある世界を望んだ。カヲル君はそれが嬉しくて感極まって泣いたんでしょう。このシーンも良かったです。ループが終わって、生命の書からカヲル君の名前が消えても、シンジ君とカヲル君がこの先の世界でも仲良くいられますように...

レイ

f:id:ryosuke-5861:20210316194328j:plain

お前はいいやつだ

いやレイが赤ちゃんの人形だっこしてる!!!!!!って気づいたときよね。やっぱりアヤナミレイ(仮称)の記憶も一緒になったんだって思いました。いやまじ人形持ってるレイ可愛すぎて...てか髪伸びてるのも可愛すぎて...いやそれにしても、あの第三村での記憶が消えてなくて本当に良かったです。

レイに「エヴァに乗らない世界もある」って言って、背景に旧劇・アニメが映るシーンも良かったです。まさか本当にアニメ、旧劇が使われる、というか繋がってると思ってなかったので。最後のレイの笑顔も可愛かったです。NERVの、エヴァの中でしか生きられないと思ってたレイがその中から抜け出せる。本当に皆幸せになって、本当に良かったです。

シンジ君

f:id:ryosuke-5861:20210316194451j:plain

がち成長期

いやシンジ君「父さんのけじめは僕がつける」とかかっこよすぎませんか。「僕はいいんだ」とかいうセリフもめっちゃ良かったし、カヲル君が言ってた様に、想像の中だけじゃなくて現実でもしっかり自立して立ち直れてたんですよ。もう本当に大人になちゃいましたね... ゲンドウさんにも「父さんは弱さを受け入れるべきだ」とか、あんなに避けていた人に、ここまで言えるようになったの本当に成長したと思います。

シンジ君はずっとエヴァに乗ってきた。エヴァに乗って人生が変わった。けど、望んだのは「エヴァの無い世界」それを実現するために自らを犠牲にしようとした。もう本当にまるで人が変わったのかのようで、凄いとしか言えません。

ゲンドウがシンジ君に「すまなかったな、シンジ」と言うのですが、この言葉旧劇でも使われてましたね。でも、前とは違ってなんかゲンドウの素直な気持ちがこもってるなって感じがしました。

Voyager そしてNeon Genesis

f:id:ryosuke-5861:20210316194356j:plain

ユイさん...

ユイさん...シンジ君を守ってくれてありがとう...この為にずっと初号機の中に居て、シンジ君を見守り続けてたとかもう胸が熱すぎて...(初号機の中にユイさんがいるのは皆知ってただろうけど、エヴァに出てる人は誰も知らなかった) もうこのシーンは涙ボロボロ出てきました。感情移入というか、もう本当に感動して、言葉で言うのが難しい感情でした。 多分「本当にこれで終わりなんだな」って思って泣いちゃうんでしょうね。ゲンドウさんもユイさんを見送るっていう目的が果たせて、ユイさんの元に還れて、再び巡り合えて本当に良かったと思います。

てか、この曲神過ぎませんか。今までこの曲知らなかったんですけど、めちゃんこ好きになりました。この曲が流れてる所が曲に合い過ぎてるってのがまじで心に来ます。この曲名のVoyager~日付のない墓標 ってあのユイさんのお墓ですよね。うわ。なになんかもう凄いとしか言えないんだけど。

さようなら、全てのエヴァンゲリオン

f:id:ryosuke-5861:20210329035612j:plain

そして消えていく全てのヱヴァンゲリヲン。無の世界となっていくシンジ君がいる世界にマリが迎えに来る。最初と最後の方でマリが言ってた様に「どこにいても迎えに行く」この約束を果たしてくれて、シンジ君を助けに来る。いやもうヒロインすぎでしょめちゃんこかわいいやん。いや普通にこれは惚れましたね。眼鏡はずしててかわいかったですはい。

このシーンシンジ君が海岸に座っていて、どんどんコンテ状態になっていくんですが、やっぱりこれ世界が消えていく事を表している様ですね。その世界が消えてく様をこの感じで表現するの本当に考えた人凄すぎます。アニメでコンテ状態になるシーンがありましたが、あれは制作が追い付いていなかったからであって、今回の描写とは関係ないみたいですね。もう一度いいますが、マリのメガネ外した水中のシーンめっちゃかわいかったです。

最後のシーン

f:id:ryosuke-5861:20210329035552j:plain

さあ、行こう!

胸のでかいいい女。無事ネオンジェネシス成功したみたいですね。シンジ君が声変わってて成長したんだなって気づいた時のあの気持ちよね。「うわこれもう終わるやつだ」って察してました。この場面に切り替わった時からずっと鳥肌たってました。何ならDパートずっと鳥肌立ってました。向こうのホームにもアスカ、カヲル、レイ...皆次の人生を歩めていてそうで本当に嬉し良かったです。で、マリがシンジ君のDSSチョーカー外してOne Last Kissが流れた所。ここで感情崩壊してました。「うわ終わるよこれ」って思ってました。てか、髪おろしてるマリめっちゃかわいくて惚れました。絶対死ぬまでにあの椅子座りに行かさせて頂きます。

マリってカヲル君と同じでDSSチョーカー外せるって事はやっぱ人だけど人じゃないみたいなそんな存在なのかなって思いました。いやでも、そんな深い意味は無くて、シンジ君が本当にエヴァのいない世界に来たよ って意味なのかもしれないんですけどね。てか、マリにもDSSチョーカーついてたんですね。びっくりです。なんででしょうね。

そんで、最後駅のシーンから実写になるじゃないですか。あそこよく見るとシンジとマリが駅から走って行ってるんですよね。なんか、シンジ君達がこの私達と同じ世界に生きてるって感じがしてめっちゃポカポカしました。っていう話です。

舞台挨拶感想

f:id:ryosuke-5861:20210329010622j:plain

まじで生で見たかった

いや舞台挨拶本当に良かったです。まず映画開始前の予告がもう違いました。いつもの映画の予告と違って"Nuro光エヴァのコラボcm"と"One Last Kissのcm"が流れるという、なんともエヴァサービスが良かったです。と、映画中の感想になっちゃうんですけど、09:00~の上映中地震があったんですよ。それがカチコミ作戦の時の映像とタイミングマッチしすぎて、MX4Dに突然なったのかと思いました。笑 んで、舞台挨拶前の15分休憩でエヴァのBGMがかかってたのも良かったです。

f:id:ryosuke-5861:20210328224027j:plain

坂本真綾さんをなぜ出さなかった...

皆さんの話もめっちゃ良かったです。個人的に好きだったのは石田さんのカヲル君に対する考察ですかね。「カヲル君はシンジ君の望む世界を作ることが出来なかった。必要とされなくなった。シンジ君は自力で幸せを見つけた。カヲル君は自分の勘違いに気づけた」っていうのと、緒方さんが言ってた「最後のシンジ君は自分がやってないから、シンジ君はエヴァの中に取り残された」っていう話も印象深かったです。やっぱりシンジくという役を最後までやりたかったんんでしょうね。

他にも、三石さんどうやらミサトさんの死を察してた様で、Qで戦艦に乗るって時点で 「ミサトは艦と一緒に逝くんだ」って思ったらしいですね。まさか本当になるとは...後、三石さんが泣いてるところをやまちゃんがティッシュ差し出したのももう良すぎて。んで、三石さんが写真撮る際に、やまちゃんに「腕組んでもいい?」って言って腕組んでるのめちゃめちゃいいです。現地のスタッフがヴィレのバンダナ左腕にあみてたのもいい話でポカポカしました。三石さんがバンダナ巻いてたのも良かったです。

一般人とは違って、中の人のエヴァに対する思いを聞くことが出来てとても貴重な機会でした。最初で最後 って言ってたけど、私はまたいつかこのメンバーを生で見ることが出来るんじゃないかって信じてます。

まとめの感想

ryosuke-5861-1219.hatenablog.com

ここの記事にもまとめ的な感想載せたんですが、ちょっと書きたして書いてみます。

私は公開初日の7:00~の一番最初の上映、舞台挨拶の中継を含めて計5回(2020/03/28時点)この映画を観てきました。いやー、本当に終わってしまいましたね。本当に終わってしまったんですよ。スタッフロールの後に予告出なくて 終劇 で終わったのがもう悲しすぎて...何か虚無感というか...これで本当に終わりなんだなって感じでした。25年という長い歴史が終わってしまった事が本当に悲しくて、寂しくて、最近何も手に負えません。色んな複雑な気持ちが混ざり合って、劇中自然と涙が出てくるんですよね。何回も観てるのに何度も泣いてしまうんです。映画の中でめっちゃ悲しい所とか、辛い所もあったんですけど、「えそれそうなるの?」「あれこの人...」「この場所って...」っていう感じにワクワクするとこも、楽しいとこも、日常シーンもいっぱいあって、初めから終わりまで全てが素晴らしかったです。伏線回収とか、説明足りなくて難しい部分もあったけど、私からしたらもう完璧な終わり方でした。まあ、それがエヴァらしいんですけどね笑 とにかく、間違いなく人生で最高の映画だったと言える位本当に素晴らしい映画でした。というかもう人生で1番良かった映画です。言いきれます。

f:id:ryosuke-5861:20210409003641j:plain

あなたの目には何が見えているのでしょうか

エヴァ公開後、NHKでのプロフェッショナルを観て「庵野監督って意外とエヴァに対する思いが無いんだ」と、思ってたのですが、「この作品を完成させたい」という気持ちは誰よりもあったんじゃないかとも思いました。そりゃ勿論私はカラーの一員でも、エヴァに携わったことも、庵野監督と話した事も一度も無いので何の根拠もないんですが、エヴァを数年間ずっと観続けてきた大学生の私からはそう思えました。にしても庵野監督って本当に凄いお方ですよね。プロフェッショナル観てて「やっぱ不思議な人だな」って思ってたんですが、プロフェッショナルというより天才 完璧主義者 っていう言葉の方が似合ってます。この番組観た後に改めて「こんな人がエヴァを創り上げたのか。」って思いましたね。悪い意味じゃないですよ?笑

f:id:ryosuke-5861:20210327013008p:plain

おやすみ おはよう ありがとう さようなら

話は変わりますが、新劇は旧劇とも漫画とも違って、凄い?急展開になって、Qなんかもう「?」だらけで「これほんとに終わるのか」「いつ続きでるの?」とか思ってて、9年待って"シンエヴァ公開日決定"ってなって、もう本当に心のワクワクが止まらなかったんです。ちっちゃい頃から漫画、アニメ、旧劇、新劇全てを観てきてやっと完結。気づけば14歳という中学生のシンジ君達の歳を越してましたね。小学生だった私が大学生になってるんですよ。感無量です。そんなエヴァと共に生きてきた私が言えることは

エヴァはアニメじゃなかった。神話だったんだ。」

という事ですね。舞台挨拶での長沢さんと一緒の事言ってますけど、心の底からそう思えます。こんな素敵な作品に、この映画に、漫画に、ヱヴァに出会えて本当に良かったと本当に心の底から思ってます。きっと私だけでなく、日本、世界中の人がそう思っているはずです。庵野監督には感謝でいっぱいです。エヴァを完成させてくれてありがとうございました。並びにこのエヴァという作品の制作に携わった全ての関係者、エヴァに出演した全ての声優さんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。僕を、世界中の人をヱヴァに出会わしてくれて本当にありがとうございました。さようなら、ありがとう、全てのエヴァンゲリオン